栃木県 大谷石造りの聖堂、優雅な「松が峰教会」
松が峰教会は、1888(明治21)年、パリ外国宣教会のカジャック神父によって当初は市内の川向町に建造され、カトリックの「宇都宮天主公教会」として創立されました。スイス人の建築家マックス・ヒンデルの設計によるもので、ヒンデルの日本における代表作の一つであり、最後の教会建築作品でもあります。 大谷石造りの聖堂が目印で、1932(昭和7)年に竣工した聖堂の内外壁に用いられている大谷石は、旧帝国ホテルに用いられた場所と同じ大谷の採石場から切り出したものに石工職人が意匠を施しています。古代~中世初期の教会建築とロマネスク様式で現存する最大級の本格的なものであり、日本では数少ない双塔の教会建築です。 95(明治28)年には、市の中心部である現在の松が峰に居を移し、毎日曜日には「ミサ」が捧げられて、誰でも参加できます。敷地内は開放されており、聖堂、敷地内の見学や散策はいつでもできます。1998年 、国の登録有形文化財に指定。 私が子どものころ、教会のある松が峰近辺は暴力団の縄張り争いで抗争が絶えず、親からは絶対にこのあたりに近づいてはいけないと厳しく諭されていたものですが、現在ではその心配はありません。 住所:〒320-0807 栃木県宇都宮市松が峰1-1-5 TEL:028-635-0405 FAX:028-635-9666 アクセス:東武宇都宮駅から徒歩5分 JR宇都宮駅西口からバスに乗って東武駅前で下車、または東武西口で下車し、徒歩5分 | |
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ひとこと数:2
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関雅行さん[1199] | 2012-08-25 09:33:55 ![]() |
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雅夫さん[1220] | 2012-08-25 11:04:51 関さん、写真、ありがとう。 |
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