山形県 春はおあずけ?
明日の日曜日、「鳥海山の自然を守る会」の例会の、蓬莱山(鳥海山の中腹)へのスノートレッキングに参加するつもりでしたが、断念しました。今夜から天候が荒れるという予報のためです。会としては決行して、だめなら途中から引き返すのでしょうが、犬を預けたりする都合もあるし、悪天の中を歩いても楽しくはなかろうという判断です。 去年は、雪の少ない正月で安心していたら、1月末から大雪が続き、雪解けも遅れました。そしてすべての季節の推移が遅れました。それがまだ尾をひいているかのように、もう雪が解け始め、春が待ち遠しい今になって、ここ数日激しい雪が降っています。 昨日は珍しい現象を体験しました。合唱練習で夜の10時ごろ帰宅したのです。金曜日の10時は、車も通らずまるで深夜です。珍しく風がなく、細雪が垂直に降っていました。家の灯りや街灯の光が雪に反射するのか、空は白く明るいのです。これも奇妙な感じですが、気がつくと全くの無音なのでした。風がないときは海鳴りが聞こえますが、それも聞こえず、自分の足音と衣擦れの音ばかり。雪が音を吸収するというのはこういうことなのですね。 生き物が絶滅した未来の世界にいるような、妙に落ち着かない気分で帰宅しました。 先日、夕焼けの中の教会の風景を紹介しましたが、同じ場所から見た一昨日の教会。吹雪に閉ざされました。 ![]() 今日の夕方は雲の隙間から夕日がのぞきました。凄みを感じる北国の夕焼けです。 ![]() まだかたいクルミの芽。芽のつけ根に古い葉が落ちた痕がありますが、子猿の顔に見えませんか? ![]() | |
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ひとこと数:2
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関雅行さん[1199] | 2013-02-24 10:28:07 |
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藤井はるみさん[1693] | 2013-02-24 11:22:49 吹雪いていますねぇ。 |
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雲の隙間からの夕日
17世紀、北ヨーロッパの宗教画を見ているようですね。
クルミの芽
母猿に抱かれて、こちらを見ているように見えます。