山形県 森は野鳥が活発になってきました
遊びをせむとや生まれけむ たはむれせむとや生まれけむ 遊ぶからすの声聞けば 我が身さへこそ揺るがるれ(梁塵秘抄?) ![]() カラスはいつも遊んでいます。餌場の田んぼからねぐらに帰るハシボソガラスかミヤマガラス、上空でうずを巻いています。上昇気流に乗って遊びだしたのです。新居をかまえたトンビが危険を感じてスクランブルをかけましたが、まったく相手にしません。 カラス嫌いな人が見たら卒倒するかもしれない毎日の光景です。群れるのは好きだけど、統制がとれた集団行動は嫌いなカラスです。高校の卒業式が終わり、暇で寂しいにわか暴走族のバイクの爆音が響きます。でも、たいてい単独の爆音。カラスに完全に負けています。哀れ……。 昨日はすばらしい星月夜。あ、しまった、夕方彗星を見るのを忘れてしまった。もうチャンスはないかも。 今日は昼から突然の雷雨です。突風も吹いて危険なほどでした。 今朝、まだ天気が良いときに撮ったコブシのつぼみ。朝日を浴びて光っていました。 ![]() ところで、まだ夏鳥たちは姿を見せませんが、留鳥たちが活発になってきました。ホオジロやシジュウカラ、エナガたち。ホオジロは木の梢などで、「一筆啓上つかまつりそろ」と歌い始めました。キツツキのアオゲラやコゲラもドラミングのトロロロンという音を響かせます。 今日はオオタカも姿を見せました。オオタカはキョッキョッキョッキョと鋭い声で鳴きます。 写真はホオジロとオオタカです。今日は撮影ができなかったので、以前に撮ったものですが。 ![]() ![]() | |
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ひとこと数:2
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関雅行さん[1199] | 2013-03-17 09:34:57 |
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hamakenさん[1523] | 2013-03-18 10:18:26 アイヌはカラスを嫌うどころか、身近でユーモラスな神様と考え「パシクルオッカヨ=カラスのおじさん」と呼んだそうです。アメリカ先住民も賢い生き物と考えていたようで、自分の名前に選ぶ人もいたようですよ。リトルクロウとかオールドクロウとか。北原白秋は飼っていた子ガラスについての詩を、珍しく口語自由律で書いていて、感動ものです。 |
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> カラスはいつも遊んでいます。
遊ぶというのはかなり知能が発達しているということでしょう。
以前にカラスが巻貝を上空から落として殻を割るとか、クルミを車や列車に轢かせる、小枝を使って隙間に落ちた食べ物を拾う、食べ切れない食料を貯蔵するなどテレビで紹介されていました。
カラスが嫌われるのは、見た目だけでなく、そういった頭の良さが原因かも知れませんね。