山形県 フキノトウ発見
東京の桜満開のニュース。おいてけぼりの気分になる自分が情けない。 ![]() こちらもようやく春の兆しです。やっと顔を出したフキノトウ、庄内ではバンケというようです。東北地方ではバンケ、バッケとバリエーションがあります。散歩の途中で見つけたのは小さなフキノトウですが、山に行くとテニスボールサイズの巨大なものもあります。 ![]() これはシャクというセリ科の山菜です。ノニンジンとも言います。セリ科特有の香りがありますが、あまり知られていないようです。散歩道は犬の通行が多いので、残念ながら採集しないようにしていますが。5月頃になると、白く細かい花をつけて森の周囲を飾ります。 酒田は豊かな商人の町だったということで、もともと山菜はあまり利用しなかったそうです。山菜などゼンゴの人の食べるものだと。ゼンゴとは在郷、つまりいなかという意味です。私たちはいなか者ではないというプライドがあるのですね。 しかし昨今はこちらも山菜ブーム。山はすぐそこにあり、車ですぐに行けますから。そして、親しい人にお裾分けするのがこちらの習わしですから、シーズンになるとよくいただきます。タケノコ、ウド、タラ、コシアブラが人気です。 タケノコとはネマガリダケ(チシマザサ)のタケノコのこと。茎が雪の重みなどで地を這っていて迷いやすいのと、冬眠あけのクマが好むので、毎年遭難騒ぎがあります。近所の嘱託警察犬キャロルも、時々出動要請があるとのこと。(いくら探しても見つからず、困ったあげくに思い出すのが犬、ということで手がかりが荒らされてしまい、成功率は低いのだとオーナーが嘆いていました。) | |
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ひとこと数:1
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関雅行さん[1199] | 2013-03-23 22:16:58 |
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フキノトウ、タケノコ、ウド、タラの芽、天ぷらにしても煮しても美味しいですね。ウドの酢味噌が最高。散歩がてら山菜を摘んできて酒の肴にするなんて、うらやましいな!