山形県 ノスリの父さん大忙し
子どもが生まれたノスリのファミリーA、お父さんは大忙しです。今までは自分と奥さんのために狩りをしていましたが、ヒナの分も捕らなくちゃならないし、不審者から巣を守らなくちゃならないし、時には不埒なカラスと戦わなくちゃならない。この写真は、カラスにスクランブル攻撃をしかけて追い払った直後のパパの姿です。ちょっと誇らしげでしょう? ![]() お腹の下に子どもを隠したママは、不安そう。 ![]() この森にはコゲラとアオゲラ、2種類のキツツキがいると思っていましたが、この日は朝と夕方の2回、アカゲラに遭遇しました。ほら。 ![]() おまけに朝はヌエ(鵺)まで鳴いていました。「ヌエの鳴く夜は怖ろしい」のあのヌエです。和名はトラツグミ、夏のキャンプ場で真夜中、森の奥から「ヒョー、ヒョー」と不気味な声が聞こえるあれです。学校キャンプの第1夜、ほとんどの女の子がホームシックになって泣き出す原因になるのがこの鳥。 宮殿の中で暮らし、野山を知らなかった平安貴族は、これを化け物だと思ったといいます。頭はサル、胴体はタヌキ、手足はトラ、尾がヘビのキメラ怪獣です。実際は黄色と黒のトラ縞の鳥だったわけですが。 | |
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雅夫さん[1220] | 2013-04-26 11:30:38 |
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ヌエ(鵺)はトラツグミだったんですね。勉強になったぁ、得した気分。