山形県 まぐまぐでゅうって?
庄内の方言「まぐまぐでゅう」というのが、こちらで最近ささやかなブームです。(ささやかとブームは両立しないか?)直訳すれば「まぐまぐという」ということになりますか?(胸、腹などが)むかむかするという意味から、イライラする、気持ちがむかむかする、腹が立つなどの意味で使うらしいのです。 今回の選挙は、まさに「まぐまぐでゅう」な結果というか。たとえば東京は定員が5人、だからある程度の少数意見の代弁者でも当選できます。それなのに山形県など定員1人の選挙区では、わずかな差で当選できない。県民の半数近くの人の意志が生かされないという結果になってしまいます。 「1票の格差」は小さい方が良いというのはわかるのですが、人口が少ないからといって定員1とは? 地方から見ると、おかしなことがけっこうありますね。 さて、大河ドラマ「八重の桜」はついに鶴ヶ城開城、会津の敗北です。会津弁がふんだんにでてくるのも、東北に住むものとしては嬉しいことです。「んだなし=そうですね」「んだげんちょ=そうですけど」など、ぼくのいなかである双葉に少し似ています。ただし「んだない」「んだげんちも」となりますが。 思えば、双葉をはじめ福島県浜通り地方は人の住めないところになり、このままではことばも文化も失われてしまいます。中通りや会津に避難した浜通りの人が、ことばのギャップでストレスを感じているという話も聞きました。これも「まぐまぐでゅう」なことです。 ![]() | |
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藤井はるみさん[1693] | 2013-07-24 04:18:31 |
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hamakenさん[1523] | 2013-07-25 11:07:44 本当にひどい話です。汚染水も海に流出している疑いが濃くなっています。蒸気の放射線量が高いのは、原子炉内部から出ているのかもしれず、それが大気中に放出されている疑いがあるのでは?福島というだけで排除、差別するほど過敏に反応した人々も、小出しの情報に慣れてしまったのか、あまり言わなくなってしまいました。外国など離れた場所のほうが、物事がよく見えるのかもしれませんね。 |
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本日の「まぐまぐでゅう」
BBCの今朝のニュースで、福島原発3号機から今週になって2回目の何がしかの湯気がでていることを重視。東電が損傷した原子炉内部で何が起きているか把握していないと言っていました。
が、日本のニュースを見てみると、”東電は23日、湯気が出ていた場所の放射線量を測った結果、毎時562ミリシーベルトだったと発表した。5階周辺の計25カ所で測定。最大値は同2170ミリシーベルトだった。周辺の空気中の放射性物質濃度に変動はなく、東電は「外部への影響はない」としている。22日夜に雨が降り、湿度が高い状況にあり、東電は「雨水が床の隙間から入り込み、格納容器のふたで温められて湯気が出た」と説明している。”
この説明に「まぐまぐでゅう」でした。