山形県 雪の降る街で
鶴岡市はいま、「冬祭り」開催中です。といっても城跡の鶴岡公園の一角にツリー型のイルミネーションがあったり、致道博物館の明治建築がライトアップされていたりという程度ですが。 年が明けると、合唱祭や音楽祭があります。これには「雪の降る街を」というサブタイトルがついています。中田喜直のあの名曲が生まれたのが鶴岡だということになっているからです。 北海道の小樽市も、この歌の故郷であると名乗りをあげていて、中田氏本人は明言していないのでどちらともつかないようですが。それでもフェリス女学院の教え子である夫人は、鶴岡市の音楽祭に参加されることが多いようです。 そのための合同合唱で歌われる曲の楽譜に誤りがあったということで、先日、訂正のプリントが配られました。それが、ビックリ! たとえばこう書いてあります。 「P20 上段 1小節目 3拍目の4分音符 第3線→第2間(C)」 わかりますか? つまり、「20ページの上段の楽譜の1小節目の3拍目の4分音符は5線の第3線にあるが、第2間つまりCの音に訂正だよ」ということらしいのです。しかし、この記述で正しく理解するのはかなり難しいのではないでしょうか。昔、音楽の時間に習ったような気もするけど、第3線て上から数えるんだっけ?なんていうことになりそうです。 それより、訂正した楽譜に矢印でも書いて配ったほうがはるかに間違いがないのに。ふつうはそうするし、そんなことだれだってすぐに思いつくでしょ! こんなのが5箇所にわたって書いてあり、最後に「以上、◯◯合唱連盟理事長より訂正依頼あり」と。 きっと、このプリントを作った人は、理事長がおっしゃった通りに書き取り、そのまま配ったのでしょう。理事長もこの作成者も、上意下達というか、官僚的というか、形式主義というか、どうにもやりきれません。武士の街、鶴岡の気質の一面です。 | |
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ひとこと数:6
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関雅行さん[1199] | 2013-12-25 10:01:43 |
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hamakenさん[1523] | 2013-12-25 11:29:13 合唱団の仲間は一様に寒がりです。冬、戸外で遊ぶという経験がないからです。それを話題にしたら「命にかかわるさけの」と言われました。 |
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hamakenさん[1523] | 2013-12-25 11:34:31 PS.酒田市の文化会館は「希望ホール」と呼ばれています。岸洋子が歌った『希望』にちなんでいます。でも、あれは暗い歌ですよね。『銀河鉄道999』の星野鉄郎のように、あるかどうかわからない希望を求めて果てしない旅にでるという……。 |
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藤井はるみさん[1693] | 2013-12-26 14:15:46 ”雪の降る街で”は本当に名曲ですね。そして、何故か男性の声が重くピッタリときます。この曲に関しては女声はイマイチです。 |
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hamakenさん[1523] | 2013-12-26 20:36:37 その通り、間違いなく「雪の降る街を」です。高英男が歌いましたね。 |
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藤井はるみさん[1693] | 2013-12-26 23:57:29 そうですか、それでは、もしその数分の穴がなかったら、存在しない歌だったんですね。。中田喜直さん、日本の素晴らしい天才作曲家ですね。 |
「山形」「雪」とくると、酒田出身のシャンソン歌手の岸洋子が歌う『雪が降る』をなぜか思い浮かべます。
東京にいると、「雪」はロマンティックなイメージですが、そちらでは、そんな呑気なことばかりは言ってられないんでしょね。