山形県 雁の北帰行始まる?
雪がほとんどなくなりました。ここ数年で最も雪が少ない冬です。秋田では大雪だというのに、気温のわずかな差がこの違いを生んでいるのかも。 先週あたりから北に向かう雁の群れが見えます。上空を飛んでいると白鳥と見分けにくいのですが、声が白鳥よりハスキーです。 ![]() ところで、「雁風呂」という話をご存知ですか?津軽には雁が渡るときは木の枝をくわえて飛ぶという言い伝えがあるそうです。疲れると海に枝を浮かべて、それにとまって羽を休めるのだと。日本の海岸に着くと、その枝を浜に落とします。 北に帰るときには、自分の枝を拾って行くのだそうです。しかし、必ずたくさんの枝が残ってしまう。日本で命を落とす雁がいるからです。浜の人々は、その枝を拾って、風呂を焚き、雁の供養のために旅人に風呂を振る舞ったのだとか。 もちろん実際には、雁が木の枝をくわえたり、鴨がネギをしょったりすることはありませんが、悲しいお話です。 | |
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ひとこと数:3
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関雅行さん[1199] | 2014-01-31 09:28:08 |
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藤井はるみさん[1693] | 2014-01-31 11:46:52 >雁の供養のために旅人に風呂を振る舞う |
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hamakenさん[1523] | 2014-01-31 22:25:48 雪がほとんど解けたと思ったら、今日は猛吹雪です。そして週末はまた雨の予報。来週は寒波。雪かきをしなくて助かるという声が多いのですが、体にはよくないでしょうね。 |
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雁のきれいな編隊飛行ですね。
先頭が羽ばたく気流を利用して、後続の体力の消耗を軽くするために。また力のあるものが先頭を担い、疲れると次が受け継ぎながら全員で飛び続けると何かで読みましたが、体験から来る知恵なんでしょうか。
近年の人間社会が、忘れかけていることかも知れません。