山形県 「タケノコ」の季節
これが「タケノコ」。 ![]() 正しくはチシマザサ、東北ではネマガリダケで通っています。このタケノコが東北のタケノコです。アク抜きの必要はなく、皮付きのまま焼いてもよし、天ぷらもよし、味噌汁にしてもよい。たくさん採ってきてびん詰にする人もいます。写真は、直売コーナーにあったのですが、山のタケノコはまだ早いので、これは畑で栽培したものではないでしょうか? 去年、鳥海山のブルーライン脇で、大量に採ってきたものを仕分けしている人を見ました。国定公園で植物を採集することは一切禁止なのですがおかまいなしです。 ネマガリダケというとおり、茎が地面を這っているので歩きにくく、迷いやすく、遭難事故が後を絶ちません。遭難者をヘリで救助しようとしたら、「俺は後でいいさけ、このタケノコ、先に運んでくれちゃ」と言ったとか言わないとか? 熊も好物なので不幸な遭遇をして襲われることもあります。まさに罪作りなタケノコなのです。 普通のタケノコは孟宗竹という種類なので、こちらではモウソウといいっています。今はその孟宗汁の季節。モウソウのタケノコと豚肉の入った味噌汁ですが、家によって酒粕を入れることもあります。モウソウ汁と言われたら「妄想汁?」なんて思ってしまいますよね。 散歩の森でチゴユリが咲き始めました。小さな花ですが、有毒だそうです。 ![]() クルマバソウ。葉が車輪のスポークのように放射状に出ています。 ![]() 秘密の花園を発見。草むらの中にスミレが群生。あまり人も通らず、通っても気がつかないような場所に一斉に咲いています。もったいないなあ。 ![]() | |
作成者 |
|
---|
ひとこと数:2
ページ:[1] 全部見る
関雅行さん[1199] | 2014-05-02 10:11:47 |
|
hamakenさん[1523] | 2014-05-02 14:24:17 筍が成長するころ、竹が黄葉して散る。これが「竹の秋」、俳句の季語でしたね。これも国語の教科書に載っていて覚えたのですが。ネマガリダケは東北以北の固有の笹かもしれませんが、クマザサなど他の笹でも同じように利用できるんじゃないでしょうか。 |
ひとことを発言するには、同好会に参加してください。
これ、里山なんかでもよく見かける「笹タケノコ」と呼ばれているやつでしょうか。
近所にある孟宗竹の竹林を観察をしていると、一日に2~30センチも成長します。「雨後のタケノコ」とは、よく言ったものです。