山形県 サンザシとカリン
散歩で歩く森は、万里の松原とも呼ばれる庄内の防砂林の一部です。その一角にサンザシ(山査子)の並木があり、ようやく花が咲きました。 ![]() あの雲もいつか見た雲 ああそうだよ 山査子の枝も垂れてる という「この道」の詩は、枝が垂れてるのだから、実がなっているのでしょうが、秋になると赤いピンポン球ほどの実をつけます。ここには「酒田市のものだから、実を収穫しないように」という看板がたっています。でもそのまま放置されている実を見るにつけ、むやみに腹が立ってきます。 このサンザシは酒田の姉妹都市、中国の唐山市から贈られたものだそうです。 近くに、ピンクの花の咲く木が一本ありました。 ![]() これはカリンのようです。(酒田では、庭にカリンを植えた家が多く、秋になると実を持て余して、人に配ったり捨てたりします。車に置くと芳香剤になるのですが、べたつくので困るし。カリン酒や、砂糖にまぶしてエキスを抽出するカリンジュースなどにできるのですが、毎年ともなると飽きてしまいますし。) サンザシとカリン、共通点は、どちらの実も生食はできないということで。 | |
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