山形県 国民ってだれのこと?
森のキノコたち。アングルファインダーが活躍しています。名前のわかるものは一つもありません。赤い杯のようなキノコはウスタケ(臼茸?)かも。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 9月6日に酒田市長選挙があり、12日には山形市、新庄市の市長選挙がありました。いずれも自民、公明の推す候補が当選しました。世論は圧倒的に安保法制に否定的だというのに、なぜ? ところで、酒田市では山形新幹線の酒田延伸を推進する声が強まり、先日も自治会ぐるみで署名簿がまわりました。市長選の2候補もともに新幹線延伸の推進を掲げました。 しかし、北陸新幹線を利用者した観光客に「次回も新幹線で来たいか?」とアンケートしたところ、70%の人が「次回は飛行機で」と答えたそうです。高速で移動したいなら新幹線が飛行機にはかなわないでしょうね。酒田にも空港があるのに、新幹線を呼ぶ必要があるのだろうかと思います。 本当に旅が好きなら、新庄から酒田までは、陸羽西線を最上川を眺めながらのんびりと移動したいと思うのではないでしょうか。新幹線が来た結果(高速道路もしかり)、ショッピングモールなどがにぎわい、地元の商店街はますますさびれてしまう光景が予想されます。 もう一つ、地方から見て気になったことがあります。 10日、11日の線状降雨帯による水害での政府の動きです。特別警報が発令され、早朝から気象庁で会見が開かれました。「これは異常事態です」という悲痛な発言が印象的でした。 にもかかわらず、政権トップの面々は「粛々と」参議院の審議に臨んでいたわけです。糊のきいた防災服姿というのも偽善的な感じもするけれど、普段通りという彼らの姿を見ると、安倍が好んで言う「国民の命と幸せを守る」とはなんなのだと憤りを覚えました。まさに国民の命と幸せな暮らしが危機に瀕しているというのに、彼らの頭のなかにある国民」というのは観念上のものでしかなくて、現実の生きた人間ではないのですね。 12日の東京震度5の地震では、対策本部?を立ち上げたようですが、たまたま国会がない土曜日だったから?それとも東京だから?と要らぬ勘ぐりをしたくなるというものです。 | |
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