山形県 今こそ反戦歌を
先日の合唱団の合宿で、早朝散歩をしていたら、稲刈りの終わった棚田でヒバリがさえずっていました。ヒバリは秋でもさえずるんだと思って、ぽかんと口を開けて、黒いゴマ粒のようなヒバリの姿をながめていました。 ヒバリだけではありません。ホオジロも、例の「一筆啓上仕り候」と木の梢でさえずっています。恋の季節や巣を守るためだけにさえずるわけじゃないよと鳥たちは言っているかもしれません。子どものころ、メジロを飼っていたけれど(もう時効ですよね)、ほぼ毎日機嫌よく鼻歌を歌っていたものです。様々な鳴き方があって、気分に応じて鳴き分けているのかなと思ったものでした。 このごろ、ヒヨドリがヒヨヒヨと鳴き交わす声が聞こえてきます。大群が枝渡りする姿も。彼らは南に渡る途中なのです。1年中同じ所にいると思っていたヒヨドリですが、渡りをするんですね。夏にいたヒヨドリと、冬に叫んでいるヒヨドリは、別の個体というわけです。 昨日の散歩で、森の小径をふさいでいた頭蓋骨。イヌ科のものでしょうか?でも、犬なのかそれともキツネかタヌキかわかりません。そしてだれが掘り出してしまったのか。近くで造成工事をしているので、そこから出たのか? ![]() 往年の歌声喫茶「カチューシャ」のレパートリー「しゃれこうべと大砲」の一節。 〽しゃれこうべが ラララ言うことにゃ 人の愛も 知らずに死んだ もちろん戦死した兵士を歌っているのだけれど、犬の骨だと意味が違ってくるなあなんて不謹慎なことを思ってしまいました。 「しゃれこうべがラララ」というフレーズが「空を越えてラララ」という「鉄腕アトム」に酷似しているので、「星のかなた」とアトムに乗り換えるお調子者が必ずいたものです。 この「しゃれこうべと大砲」は、今シンガーソングライターの浜田真理子が弾き語りで歌っていますね。彼女が歌うと一味違うものになってジンときます。 元ちとせも「平和元年」という反戦歌のアルバムを出しましたね。 だれかが言ってた「今こそ反戦歌を!!」って。 大賛成! | |
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ひとこと数:8
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関雅行さん[1199] | 2015-10-19 10:26:55 |
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hamakenさん[1523] | 2015-10-19 21:04:38 家にカチューシャのミニ歌集がありました。母が歌舞伎町で働いていたので、時々同僚と行ったのかもしれません。または、息子が歌が好きだからと、同僚からもらってきたのか。 |
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藤井はるみさん[1693] | 2015-10-25 07:06:07 反戦歌というと私たちはフォークソングの反戦歌を歌ったり、聞いていました。 |
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hamakenさん[1523] | 2015-10-25 10:47:11 まったく同感です。しかし、残念ながら今の日本では反戦歌は懐メロではなく今の状況を批判するものとして歌わなければならない時代になってしまいました。平気を「防衛装備品」と言い換えて外国に売ることができるようになったり、核兵器開発につながる原発の技術を政情不安定な国に売り込んだり。もちろん外国を守るために自衛隊を派遣できるようになったことも。 |
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hamakenさん[1523] | 2015-10-25 10:52:11 重大な変換ミスをしました。もちろん「平気」ではなく「兵器」です。 |
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藤井はるみさん[1693] | 2015-10-27 05:40:38 変換ミスにあやかって、平気で兵器を「防衛装備品」と言い換えて外国に売ることができるようになったり、、、とか。 |
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hamakenさん[1523] | 2015-10-27 12:20:48 今朝(10.27)のニュースで、米艦船が、中国が埋め立てて領海を主張する海域に入ったとのこと。アメリカのこのデモンストレーションで中国がどう出るか?そして、アメリカのために「集団的自衛権」を合法とした日本はどうするのか?ほんとうにきな臭くなってきました。 |
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藤井はるみさん[1693] | 2015-10-28 10:12:23 こちらでも、かなりの報道です。緊張感すらあります。 |
hamakenさんは「カチューシャ」でしたか、私はもっぱら「ともしび」でした。
「ロシア」「囚人の唄」「黒い瞳」「仕事の歌」などよく歌いましたが、最後に盛り上がるのがいつも「インターナショナル」の大合唱でした。今、そんな歌を歌う人などいないんでしょうね。