山形県 ミツバチ発見
散歩コースの森は、放置されて雑木林になった元松林です。本来は冬の風雪や塩害を防ぐための森なのですが、市としては雑木林として管理をしています。草刈りはしても刈った草を放置するのは、堆肥にして雑木の発育を促すためなのでしょう。草刈りをした後は、干し草の香ばしい匂いがします。外国の小説などの「干し草の香り」とは、枯れ草の匂いだと思っていましたが、ずっと甘い香りです。発酵した揮発成分があるのでしょうか。 散歩のお供、ビーグル犬ハッチは、雪解け後の山菜アマドコロ狩りから始まって、草食犬ぶりを発揮していますが、近ごろは地上に落ち始めた桜の実に夢中、すっかりチェリードッグと化しています。たくさんの動物が桜の実の恩恵に浴しているようで、ハクビシンとおぼしき糞やカラスの糞にも、紫の色素や種が混じっています。 さて、例年より遅れてようやくムラサキシキブが咲き始めました。庭に植えるコムラサキシキブよりは丈の高い低木で、紫の花が群がって咲きます。雨上がりなど、そこはかとない良い香りが漂います。 今朝、そのムラサキシキブの花で、今年初めてのミツバチを見ました。小振りなニホンミツバチのようで、後足に黄色い花粉をたくさんつけていました。 耳をすますと、ワーンという羽音がします。ぼくが勝手に名づけた「歌う木」現象です。高い枝にハチたちが集まっているようです。 このあたりからミツバチは消滅してしまったのかと心配していたのですが、ひとまず安心しました。 2枚目の写真は、ヤブタバコの葉にいたカメノコテントウです。 ![]() ![]() ![]() | |
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ひとこと数:3
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関雅行さん[1199] | 2012-07-08 17:09:00 |
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hamakenさん[1523] | 2012-07-09 08:45:34 今日(7月9日)、ミツバチの写真が撮れたので追加しておきます。すらりとして黒っぽいニホンミツバチでしょうか? |
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高田 泉 さん[1197] | 2012-07-09 16:27:50 刈った草や落ち葉などを集めて放っておくと、あっという間にミミズや虫たちの格好の住処になっています。それに微生物とか菌類とかもよってたかって、上質な肥料にかえてくれるんでしょうね。 |
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桜の実とは、サクランボのことですよね。山形の犬や小動物は何と贅沢な!