山形県 庄内地方は「地域限定の夏」
北海道、東北地方はオホーツク高気圧の影響で気温が低くなっているもようです。この東寄りの冷たい風が「山背」と呼ばれ、冷害をもたらすことはご存知ですね。 しかし山形県のある日本海側では「だしの風」と呼ばれる乾いた風となります。風が強いほどフェーン現象となって、気温も上がるので、冷害の影響はあまりないのです。「だしの風」の語源は、陸から海に向かって吹く風が、船を押し出す風だったからだと言われます。ヨットのような三角帆のない日本の帆船は、風に逆らえないのですね。 というわけで、申し訳ないけれど、今日の庄内はは爽やかな晴天です。松林の上空をノスリがホバリングしていました。写真をNHKラジオの「すっぴん」に送ったら、高橋源一郎氏がとりあげてくれました。ノスリが好きなのだそうです。飛行中のノスリはさすがに猛禽類、精悍に見えますね。 ネムの花も例年に遅れ、7月初めごろからようやく咲き始めました。梅雨時に咲くネムは、光を求めて空に向かって花を開きます。 なぜか白っぽいアマガエルを見つけました。宮沢賢治の「カイロ団長」のアマガエルのように、びっくりして青ざめてしまったのでしょうかね。 というわけで、庄内地方の今日は、は地域限定の、いかにも夏らしい夏の様子です。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | |
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ひとこと数:5
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関雅行さん[1199] | 2012-07-21 10:07:36 |
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藤井はるみさん[1693] | 2012-07-21 13:04:07 ハマケンさん、 |
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hamakenさん[1523] | 2012-07-21 14:17:46 藤井さん、ネムって漢字では「合歓」と書くそうです。中国語なんでしょうかね、夜、向かい合う葉が合わさるのを、眠ったのだと考えた日本人、愛し合っている(我ながら上品な表現だ)と考えた中国人、おもしろいでしょ。 |
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佐藤敏夫さん[1589] | 2012-07-21 22:43:08 ピーカンの空にノスリが一羽。 |
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藤井はるみさん[1693] | 2012-08-02 04:51:35 ハマケンさん、 |
ネムの木は知っていましたが、花は初めて見ました。逆光写真きれいに撮れていますね。
下の三作はマクロレンズ使用ですか、ボケがきれいです。