コラージュ - 暮れる青い森 -
富良野の店と、横浜の自宅を行き来する生活も
今年で15年が経ちます。 50往復以上もすると、人は贅沢ないきもので バスの窓から目が離せなかった 広大な風景も 今や うたた寝する間に通り過ぎることも、しばしばです。 そんなふうに日々が過ぎても、確かに揺るぐことのない 感動を味わう瞬間があります。 それは真冬の夕暮れが始まる森に、静かに訪れます。 辺り一面が神秘的な、なんとも言えず美しい青色に 包まれる時間です。 雪の上に足跡を残す森の動物たちも、何処かでその静粛な ひとときには、ひっそりと立ち止まっているのかもしれません。 厳しい寒さゆえに 手にすることのできる天からの贈り物を 体感するとき、その美しさをどう表現したら伝えられるだろう…。 言葉を探しますが、なかなか見つかりません。 だからこうして、私は1枚の絵を描いているのかもしれません。 ![]() |
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ひとこと数:1
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関雅行さん[1199] | 2011-11-13 16:49:06 |
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> 厳しい寒さゆえに 手にすることのできる天からの贈り物
伝わってきます。