10 好事魔多し
一週間空いての4回目の挑戦
前回、中型二種の受験者は私ひとりだったが、今回は受験者番号2番ということは、1番の人に同乗してコースの下見ができるので、気分的にも楽。そして試験車も乗り慣れている2号車でクラッチの遊びなどはある程度把握済み。 ラッキー! 何となく合格できそうな気分で乗車。 まずは1番さんのお手並みを拝見と、コースの把握に努めようと最後部座席にどっかりと坐り、いざ出陣。 しかし、私が一回目の受験したときとおなじで、エンジンスタートやサイドブレーキの解除の仕方がわからず、右往左往。なんだこりゃ、早くも雲行きが怪しくなってきたぞ。 ひとつ目の課題「方向転換」でバックを始めた途端、ポールにコツン。ハイそれまで。 何だ!まだ、こちらも心の準備ができていないし、コースもわからないまま。 これなら、先にやった方がよかった。など自問自答しているうちにプラットホームに帰り、選手交代。 ここは落ち着いて模範運転をお見せしましょう。 座席とミラーの調整、軽快にエンジンを始動、6点確認して右ウィンカー、最初の一時停止までの間にクラッチのつながりをテスト、遊びが大きめでこれまでと変わりないOK。第1課題の「方向転換」へ。 ![]() ブレーキをしっかり踏、左サイドミラーを見ながら、ゆっくりとクラッチをつないだ途端、バスは前進? バックに入れたつもりのギヤ―がセカンドに入っていた。 逆走 やべ~ 頭っからこれかよ。 持ち点100点から減点され80点が合格ライン、ギヤ―入れ間違いの逆走は10点減点位かな、路上も入れて後10点以内に抑えなければいけないのか。気を取り直して「後方感覚」「右回りの鋭角」「坂道発進」とこなしたところで「ハイ路上に行きます」と天の声。 二度目の路上なので勝手はある程度わかっている、要は「安全確認」「安全確認」と唱えながら一般道へ。 一回目の指定場所停止をしたとき、路線バスが追い越して行った。ラッキー とばかりに、そのバスの後ろに着きバスの走行をなぞるように走っていきました。細い道から一時停止して、優先道路に右折しようとした途端、ガッツン 試験官の補助ブレーキ ![]() 確かにそうなんだが、一時停止した運転席からは死角でバスは見えなかったし、だいたい交差点のこんな近くにバス停を作るなんてと怒っても、あとの祭り。 ということで、今日の試験は 『好事魔多し』また雑念が多く、集中力に欠けていました。次回は2週間後に5回目、何とか成就したいものです。 |
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