《1》 メンリッヒェン 〜 クライネシャイデック [1]
好きなハイキングコースとして、まず最初に思い出すのは、アイガー、メンヒ、ユングフラウの3つの名山(この地方名からベルナーオーバーラント三山と呼ばれることもあります)を正面に見ながら歩く、メンリッヒェンからクライネシャイデックへの快適で楽しいコースです。
グリンデルワルト周辺で最も人気があり、訪れたほとんどのハイカーが歩くんじゃないかと思うほどの人気コースでもありす。 またこのコースは、グリンデルワルトからの往復の交通を含めても半日で十分に楽しめるので、ちょっと時間があるときなど、何回歩いたか数えきれないぐらいです。 メンリッヒェンへはグリンデルワルトから谷を少し下ったグルントというところからゴンドラリフトを利用するのが一般的です。ガイドブックを見ると約30分の乗車時間とあります。長いようですが、眺望が素晴らしいので、あっという間に着いていたような記憶がありす。 ![]() グリンデルワルトからグルントへは、クライネシャイデック行きの鉄道で一駅ですが、下り坂の気持ちのいい小径を歩いても30分ほどです。私は、鉄道の時間が合わないときなどには散歩気分で歩いていました。 メンリッヒェンに着いたら、まず、グリンデルワルトの反対側の展望台を見ます。こちらからはユングフラウの白い秀麗な姿を、ほかの場所よりよい角度で眺めることができます。 ![]() また、すぐ下に広がるU字谷の中には、メンリッヒェンとロープウェイで結ばれているヴェンゲンの街並み、さらにその下にはラウターブルンネン、谷を挟んでシルトホルンやその中腹のミューレンの家並みなどが手にとるように見えます。 ![]() ![]() ![]() ここからは、より迫力のある三山のパノラマが見られるほか、反対側のシーニゲプラッテやさらにその向こうのブリエンツ湖なども眺めることができ、見飽きません。ときにこで、数時間すごしたこともありました。 眺望を堪能したら、クライネシャイデックに向けて歩き始めることにしましょう。(次回に続きます。) 写真は上から、(1) ゴンドラリフトからグリンデルワルト方向。うしろに見える山はヴェッターホルン。(2) 展望台からのユングフラウ。(3) メンリッヒェンのゴンドラリフト近くの山岳ホテル、カフェテラス(一晩ここで過ごしたらいいだろうなぁと思っていましたが泊まったことはありません)。(4) メンリッヒェンの山頂。歩きやすい道が続く。(5) メンリッヒェンの山頂(標高2345m)付近からアイガー、メンヒ、ユングフラウ(左から)の素晴らしい眺望。 ▶次回へ |
|
作成者 |
|
---|
ひとこと数:10
ページ:[1] 全部見る
ぴいさん[1221] | 2011-11-10 13:03:52 |
|
ユーサンさん[1201] | 2011-11-11 00:24:22 素晴らしく雄大な景色ですね。 |
|
北垣 衛さん[1479] | 2011-12-11 23:31:34 素晴らしい写真。次を期待しています。私もスイスは3度観光ツアーで行きましたが、最後に行った |
|
高田 泉 さん[1197] | 2011-12-12 12:11:06 北垣 衛さん、おほめいただき恐縮です。 |
|
北垣 衛さん[1479] | 2011-12-17 23:22:05 ルツエルンからフリューレンまで船で行き、ウイリアムテル特急でルガノへ。ルガノ湖沿いチマからコモ湖畔マナージオ、マロヤ峠を越えてサンモリッツまでバス。氷河特急でツエルマットへ。ゴルナーグラード展望台からのマッターホルン、シュトックホルンからのモンテローザの大パノラマとローテンボウデンからのハイキングは最高でした。マッターホルンは、たまに小さい雲がかかる程度で池に映る姿も堪能しました。雨が降ったのは氷河特急の車中だけでした。私は晴れ男なのか20回の海外旅行の殆んどが好天に恵まれました。 |
|
高田 泉 さん[1197] | 2011-12-18 00:16:32 北垣さん、詳しく書いていただき、ありがとうございます。 |
|
kua☆さん[1748] | 2012-05-24 01:08:34 いいところですね。 |
|
高田 泉 さん[1197] | 2012-05-24 05:56:31 kua☆さん、ようこそいらっしゃいませ。撮った時期は少し幅があるんですが、だいたい7月から8月の中頃です。6月はまだ残雪が多く、8月の下旬になるともう雪が降ることもありました。 |
|
kua☆さん[1748] | 2012-05-24 18:26:08 高田 泉 さん7月から8月の中頃に個人旅行で行くのがいいのですね。 |
|
高田 泉 さん[1197] | 2012-05-24 20:21:11 kua☆さん、飛行機プラス鉄道の半額券(交通機関がほとんど半額で乗れるパスのようなものです)で検討してみられるといいと思います。英語でハーフプライス・チェケットとかで出ていると思います。 |
懐かしさいっぱいです。感無量!
スイスって誰でも楽しめる所だと思います。
次回からの作品を楽しみにしています。