《1》 メンリッヒェン 〜 クライネシャイデック [2]
360度の眺望をこころいくまで楽しんだら、いよいよクライネシャイデックに向けて歩き始めましょう。これから目的地に着くまで、正面には常に標高4000m級のベルナーオーバーラントの名山が見えています。こんなに眺めのいいコースは、スイスでもそう多くはないと思います。
コースは全般に、緩やかな下り坂のよく整備された道で、初心者にとってもまったく心配のないコースです。標高2229mのメンリッヒェンから2061mのクライネシャイデックまでは約4.4km、ゆっくり歩いておよそ1時間30分の道のりです。 ![]() ![]() 左側には緩やかな斜面が広がっており、そのむこうにはグリンデルワルトの町やベッターホルンの険しい山容を常に眺めることができます。 歩きながら、ここを歩いていることの喜びがひしひしと感じられ、いつまでも終わって欲しくないと思うほど楽しい道です。 ![]() クライネシャイデック側からも、たくさんのハイカーがやってきます。老若男女、なかにはベビーカーを押している人、犬を連れている人もいます。逆コースは当然登りになりますが、全般に緩やかなので、ユングフラウヨッホ観光の帰途などに、ちょっと歩くというのもいいかもしれません。所要時間もほぼ同じです。 ![]() ほとんど疲れも感じないうちに、クライネシャイデックに着きます。朝から歩き始めたらちょうどお昼頃。食事をとったら、もう半日は、ユングフラウヨッホに行くのもいいし、ここを起点のほかのルートを歩くのもいいでしょう。 次回は、クライネシャイデックについてです。いろいろな方向に歩くハイキングコースについては、後ほどご紹介します。 映像は上から、(1) 友人が作ってくれたコースハイライトのムービー。(2) ゴンドラリフトの駅のそばを通り、アイガー北壁(左の垂直に見える絶壁)、メンヒを正面に歩く。右側の峰に遮られ、ユングフラウはしばらくの間見えない。(3) 左側にはグリンデルワルト(谷の底辺り)、ベッターホルン(写真中央)が見えている。(4) チュッゲンを回り込んで、ユングフラウが正面に見えてくると、もうすぐゴールのクライネシャイデック。(5) 駅舎やホテルなどが並ぶクライネシャイデックが見てきた。後方の稜線の上(左寄り)には人気観光スポットのユングフラウヨッホの建物も見える。 ▶次回へ ▶このコースの最初に戻る |
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ひとこと数:3
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ぴいさん[1221] | 2011-11-18 00:33:32 |
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高田 泉 さん[1197] | 2011-11-18 04:51:29 ごめんなさい。制作中に非公開にしていて、その設定のままでアップしてしまいました。(>_<) いまは見ていただけると思います。 |
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ぴいさん[1221] | 2011-11-18 09:38:28 よかった〜〜(*^␣^*) |
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本当に美しい(^␣^)
素敵な所ですね。
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