《1》 メンリッヒェン 〜 クライネシャイデック [3]
クライネシャイデックに着きました。ドイツ語で「小さな峠」という意味をもつクライネシャイデックは、“小さな”どころか、観光スポットとして、交通の要衝として、この地方を訪れる旅行者は一度は訪れるような存在感のある大きな場所です。
![]() この地方の有名なリゾート・インターラーケンからユングフラウ方向に入った谷にあるラウターブルンネン、アイガー方向の谷の町グリンデルワルト、その両方向から上ってくる登山電車の出合う峠なのです。 日本からの旅行者にも人気のあるユングフラウ・ヨッホに往復する際には、ここでかならず登山電車を乗り換え、場合によっては食事もし、お土産を探します。ときには、アイガーの北壁をバックにアルペンホルンの演奏もおこなわれることもあります。 ![]() ![]() ![]() 食事もついていました。スイスの山小屋などの夕食はたいていスープと少しの肉料理(ハムやソーセージなど)とパンぐらいなものですが、スープのおいしさは、どこも共通でした。ここでも、メインの料理はなんだったか忘れてしまいましたが、スープのおいしかったことは記憶に残っています。 ![]() ひとりで寝るやたら大きな部屋は、寂しがりには耐えにくいものがあるかもしれません。もちろんテレビもラジオもありません。しかし、翌日の、早朝の空気の清々しさや迫ってくるような巨大な岩山の神々しいまでの美しさは、そこに泊まらなくては得難いものでしょう。 でも山の朝の始動は早く、一番電車がグリンデルワルトやラウターブルンネンから上ってくるとすぐに、また元の賑やかなクライネシャイデックに戻ります。日本語が飛び交い、添乗員さんたちが旗を持って走りまわる…。早々にここを出て、静かなところを歩くことにしましょう。 映像は上から、(1) 少し離れた場所からのクライネシャイデック。あまり良いお天気ではないが、ユングフラウ(中央)は山頂まで見えている。(2)いつも賑やかなクライネシャイデックの駅周辺。建物が駅舎で、上階がホテルになっている。(3) ユングフラウ・ヨッホとを結ぶ登山電車。うしろの建物もホテル。(4) ユングフラウ・ヨッホから電車が下りてきた。うしろは、アイガーとメンヒの間の氷河。(5) クライネシャイデックの駅舎の前から見た日没直前のユングフラウ。 ▶前回へ ▶このコースの最初に戻る |
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ひとこと数:3
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ぴいさん[1221] | 2011-12-04 20:54:33 |
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プアンさん[1217] | 2011-12-05 12:14:40 延べにして200日のスイスですか~!羨ましい限りです! |
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高田 泉 さん[1197] | 2011-12-05 21:05:12 ほんとうに、どこに行ってもきれいな国でしたね。それは変わらないでしょう。 |
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きれいですね。
また行きたいなぁ…
風景はずっと変わらずにあるんでしょうね。