[7]アンテロープ・キャニオン
アンテロープ・キャニオン(Antelope Canyon)の続きです。
写真の撮り方について、補足をします。三脚を使うべき、ということを前回書きましたが、私はパンフォーカス(画面の隅々までピントが合っている)を基本に撮っていますので、こういう近距離ばかりの構図では絞り込む必要があって、シャッター速度も手持ちではきびしくなるという理由です。きちんと記録はとっていませんが、おそらく秒単位(1秒以上)の露光時間になっていると思います。 しかし、最近のデジタルカメラ(レンズ)は、手ブレを軽減する機能が備わっているものが多くなり、精度も向上していると聞きます。露出の感度(IS0値)を高めに設定し、うまくカメラをホールドできれば、あながち三脚がなければ、と言えないようにも思えます。チャンスがあれば自分でも試してみたいと思います。 ただし、フラッシュ(ストロボ)は禁物です。大切な、微妙な陰影が作る神秘的な雰囲気が台無しになってしまいますし、フラッシュなしで撮っている人に迷惑をかけることにもなります。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() さてこの写真ですが、同じようだなと思った方、それが案外正直な感想かもしれません。「同じよう」というのは、ほかの人が撮った写真と同じようだという意味と、この7点(前回のも含めて)が同じように見える、と両方の意味があると思います。 そういうふうに、このアンテロープ・キャニオンについては、私自身もまだ納得できるようには撮ることができていないので、ぜひもう一度撮りに行きたいと思っています。 また、もう少しトリミング(部分的に切り取ること)をしたほうが構図が生きるかもしれないという写真もありますが、全体の様子をわかっていただけたらという意図を込め、すべての写真にサイズを揃える以外のトリミングをしていません。 フィルムのサイズ種類、カメラやレンズなどの機材のお話は、また別の機会に書きましょう。 ▶スライドショーを見る ▶前回へ ▶レイクパウエルとアンテロープ・キャニオンの初回に戻る |
|
作成者 |
|
---|
ひとこと数:3
ページ:[1] 全部見る
ぴいさん[1221] | 2011-12-14 15:42:03 |
|
ユーサンさん[1201] | 2011-12-14 17:46:04 同じようだな、と思いましたが様々な表情があるな、とも思いました。 |
|
高田 泉 さん[1197] | 2011-12-15 21:42:39 ただただ神秘的です。これからいろいろな場所をご紹介していきますが、ここほど神秘的なところは思いつきません。写真もだいたい見た目どおりです。 |
ひとことを発言するには、作品をマークしてください。
岩肌や、色の変化や、差し込む光りが美しく神秘的です。
もっともっとアメリカ大自然の写真が見たいです。
(*^␣^*)